2019/10/16第18回舞台は子規の庭 盛宴に終わりました
令和元年10月15日、「第18回舞台は子規の庭」
西山寛講師をお招きし、「明治の奈良~子規を想いながら」講演いただきました。
まもなく始まる正倉院展ですが、実は明治8年(1875年)に「奈良博覧会」第一回が
東大寺大仏殿と回廊において正倉院宝物1725点・
東大寺・興福寺・法隆寺・春日大社など奈良県下の寺社の宝物が勢ぞろいしたそうです。
現在も、毎年正倉院展の時期になると沢山の方が奈良を訪れますが、明治の奈良もそれは、それは、にぎわったことでしょう。
明治時代は奈良県にとって大変重要な時代であったことを語られていました。
明治13年にフェノロサと通訳者岡倉天心が奈良を訪れ、奈良の文化のすばらしさに感動されました。
そうして、明治28年(1895)に帝国奈良博物館が開館されました。現在の奈良国立博物館の前身ですね。
実は、この年に正岡子規が奈良を訪れたのです。
子規の奈良の数々の名句、実は奈良が栄えた時代だったのですね。